税込110円です。
セリアのDIYコーナーにある「スプレー塗料」は、競合他社が主力商品を220円に上げた2026年現在も手に取りやすい価格を維持しています。
ただし、広い面を均一に仕上げるための道具とは考えないほうがよいでしょう。ノズルは粗く、隠蔽力も強くありません。白い下地が透けたり、液だれが起きたりしやすいためです。
少量DIYやプラモ補修には最適だが、広い面積の塗装は見送るべき

小さいものなら110円の気軽さも感じられますよ^^
セリアのスプレー塗料は、プラモデルの細かいところを修正するときや小物のアクセント塗りなど「少量・短時間で終わる作業」に向いています。
失敗しても損失が少ないので、練習用や仮塗りのときにも使いやすいですね◎
しかし、面積が広い分だけ話は変わります。壁や家具全体を均一に仕上げようとすると、液だれやムラになりやすくて、結局手間や時間がかかってしまいます。
ノズルの精度も粗めなので、粒子が細かくない分、滑らかな鏡面仕上げには向かないんですね。
「ラフな風合い」や「マットな質感」を楽しみたい塗料だと考えたほうがいいでしょう。
白色や銀色は下地が透けて見える色なので、完全に隠すには3回以上重ね塗りが必要になるんです。
一度に厚く吹けば液だれするので、乾かす時間もかかったりで、なかなか作業効率がいいとは言えないですよね><
素材にも注意しましょう。
発泡スチロールを溶かす強力な溶剤が入っているので、使うものを事前に確認しておきましょう。
他店が主力商品を220円にしたのに、110円を維持しているところが魅力ですよね^^ ただ、店舗によって在庫状況が違うので、いつでも好きな色を手に入れることはできません。
完成度や耐久性を重視する本格的なリフォームには向いていません。
110円でできるかできないか見極めて、小さな塗装に使うのが現実的な選び方です。

価格と在庫の実態:ダイソー値上げ後の唯一の100円台選択肢
製造元は株式会社モリトク。
大規模なDIYで一気に大量に使うようなことはないかもしれませんが、塗装に失敗してもあまり痛手になりませんし、気軽に試せるのがいいですよね^^
小さな塗装に向く、約70ml〜100mlの容量
容量は約70ml〜100mlです。
プラモデルのパーツや雑貨の小さな傷など、塗る場所が小さいものにちょうどいいサイズ。
少量だから使い切るのが楽で、長期間保存しておいたときに乾燥したりノズルが詰まることがないので助かりますよね。
色違いを何種類か揃えても、そんなにコストもかからず便利です。
「とりあえず試したい」「色見本を作りたい」という場合にも便利です。ホームセンターの高額な缶スプレーを1本買うより、少量ずつ試す用途ではコストパフォーマンスの高さを実感しやすいでしょう。

在庫は店舗ごとに異なり、色の選択肢も限られます
安いからといって必ず売ってるわけではありません。
ダイソーでも店舗によって在庫は変わりますし、足を運んだのに「行ったら売り切れだった」なんてことあります。無駄足を避けるためにも、買う前にお店の在庫をチェックしておくのが安心です◎
- 確認しやすい色:基本ラインナップは、白、赤、銀、クリア(透明)の4色です。
- 代替案:特定の色を確実に用意したいなら、近隣の複数店舗を探す方法があります。時間をかけたくない場合は、他社の220円商品を選ぶほうが現実的です。
使用感と性能:ノズルの粗さと隠蔽力の弱さが最大の欠点
塗装面から20〜30㎝ほど離して吹いても、塗料が「ダマ」のまま飛んでいきます。垂直面では特に「液だれ」に注意が必要です。
ノズル精度の低さによる液だれとダマ発生のリスク
厄介なのは、連続噴射の途中でノズル先端の塗料が固まり、突然、大きな粒になって吹き出す「唾吐き」現象です。仕上がりを崩すため、ノズルはこまめに拭き取ってください。精密さを要するプラモデルの全面塗装や、家具のような広い平面には不向きな道具です。
噴射パターンも安定しないです。
中心だけ濃く、周囲が薄くなる「ムラ」ができやすく、
一度に厚く吹けば、重力に引かれた塗料が垂れてしまい、乾いた後に凸凹した跡が残ります。
少し離れて霧状に吹きかけること。またはトリガーを短く引いても同じような感じになります。
- 広い面よりも、角や縁などの部分的な補修に向いている
- 垂直面での液だれを防ぐため、薄く素早いストロークで塗る
- ノズル詰まりでダマが出たら、すぐに拭き取ってから再噴射する

白色系での隠蔽力不足と重ね塗りの必要性
白色や銀色は下地の色を覆い隠す力がないので、黒や濃い色のものに直接吹くと透けて見えたり、1回目はまだらになってしまったり発色も悪いです。
きれいに仕上げたいなら、最低でも2〜3回の重ね塗りが必要。
そうなると、1回ごとの乾燥も省けません><
乾き切る前に重ねると下に水が染み出てきちゃいます。
「色がきれいに出る」という人は白いプライマーを別に用意するか、下地材と組み合わせるのもひとつの手です。最初から淡い色の素材を選べば、作業自体も短縮できますよね^^
- 発色を優先するなら、下地材との併用を検討する
- 1回ごとに十分乾燥させないと、下層が溶け出す
- 濃い下地の上から白を塗る場合、3回以上の重ね塗りが必要
安全な使い方と廃棄ルール:発泡スチロール禁止とガス抜きの徹底

シンナーという強烈なにおいがする塗料。
有機溶剤が入っているので、室内で使うと頭痛やめまいを起こすことも。
換気扇の下でも大丈夫ではありません。必ず屋外、または窓を全開にして風を通せる場所を選んでください。揮発性の高い成分は密閉空間に入ると濃度が急激に上がります。
有機溶剤を含む塗料は、換気だけでなく火気にも注意
吸い込みすぎると体に悪いだけでなく、火事の原因にもなります。作業中はマスクをして、周囲に火事や火花が出るようなものがなくないか確認しましょう。
廃棄前に行う、火気のない場所でのガス抜き
使い切っても中はガスが残っているので、そのまま捨てるのは危険です。
ちょっとした作業ですが忘れずにしましょう!
- 火気のない屋外の広い場所へ移動します。
- ノズルを下に向けて、完全にうなり声が消えるまでガスを抜いてください。
- 「穴あけ器」で缶に穴を開けて、中身をきれいに出します。
- 自治体のルールに従って「金属ごみ」として分別して捨てます。
音と振動が消えるまで。これが判断の目安です。
「もう空だろう」と決めつけると、残ったガスが事故につながります。

近所の人にも気を使い、住宅密集地なら時間帯も選んだほうがいいでしょう。ガス抜き自体は短時間で終わりますが、怠ると大きな影響が出ます。
よくある質問
セリアのスプレー塗料は「ラッカースプレー」として販売されているの?
商品名は「スプレー塗料」。
DIYコーナーやレビューで「ラッカースプレー」とも呼ばれているようです。
缶のラベルに大きく書かれている正式名称が「SPRAY PAINT(スプレー塗料)」で、メーカーは株式会社モリトク。
成分はアクリル樹脂系の油性塗料で、一般的なラッカー系溶剤が含まれています。
また、発泡スチロールを溶かす性質もあるので、商品を探すときは「ラッカー」ではなく、「スプレー塗料」または英語表記の「SPRAY PAINT」というキーワードで探しましょう。
黒や金のスプレー塗料は今でもセリアで買える?
ただ、現在はブラックやゴールドはほぼ手に入りません。
以前はラインナップにあったのですが、2026年の店頭の在庫を見ても廃盤か大変入荷が少ないまま続いています。
現在、比較的安定して見つかるのは、白、赤、銀、クリア(透明)の4色です。特定の色を急いで揃えたい場合は、セリアを複数店舗回るより、他社の220円商品を購入するか、オンラインで在庫のある店を探すほうが現実的でしょう。
使い終わった缶はそのままゴミ箱に捨てていい?
いいえ、中身とガスを抜き切らなければなりません。使い切ったように見えて缶の中は圧力のかかるガスが残っているので、火気のない場所でノズルを押さえながら、噴射音が消えるまでガス抜きしてくださいね。
ガス抜きが不十分なまま処分すると、ゴミ収集車や処理施設内で爆発したり火災が起きたりすることもあります。自治体のルールに沿って、「資源ごみ」または「危険ごみ」に出しましょう。穴あけが必要な地域もあるので、お住まいの地域の分別ガイドをチェックしてくださいね。
自動車や高級家具の補修に使っても大丈夫?
おすすめできません><
これはプラモデルや小物雑貨など、簡単なDIY用として考えられています。
耐候性や耐擦傷性が低く、屋外で雨風を浴びる自動車のボディーや、毎日触るような高級家具に使ってしまうと、すぐに剥がれたり変色してしまいます。
また、有機溶剤を含んでいるので素材によっては下地を侵してしまうことも…。大切なものを傷つけたくない・目立つところを直したいという人は、自動車用タッチアップペンや家具用ニスを使うのがおすすめです。セリアのスプレー塗料は「見えない部分」や「遊び心のある小物」に向いています。
まとめ

110円です。
そんなわけでもありませんが、そこまで気を使わなくていい道具です。
ちょっとした修正を気軽に楽しめるときや、あえて雰囲気のあるものに変身させたいDIYなら、失敗を恐れなくて使えますよ◎
「仕上がりの精度を重視しないなら大丈夫」ですが、用途によってはとても便利ですよ◎
小さなことから試してみてくださいね^^
